文鳥の箱 - リビングに鳥!








文鳥の餌−食べない、好き嫌い、散らかす−皮付きがいい







文鳥の餌−食べない、好き嫌い、散らかす−皮付きがいい






これは一番大事、かつ、最終まで続く大事なものです。一番大事なのが餌と言えます。

餌がだめなら、だめになっているわけです。

今では、安く、大変たくさんの種類の餌となる穀物が配合された餌が売られていますので、楽です。

色々な鳥に対応していて、文鳥専用ということはありません。ただ、餌に入っている全部の種類の穀物を食べるかと思えばそうではなく、

好みがあってそれを食べているようです。ほとんど食べない種類だけが残っています。でも、これをまだ餌があるからといってあげないのはかわいそう過ぎます。 文鳥は好き嫌いをして泣いている子供に無理やりピーマンを食べないからといって怒る親のようなそういうことをしていたら、救いようがありません。

文鳥は野生動物です。自分の体に必要な餌は自分で探して食べています。たとえば、自然界ではrice birdと云われるように米を食べます。

東南アジアで米を食べながら育っていくわけですが、必ずしも、鳥の配合飼料のようにたくさんの穀物が同じ配分で入っているように多数の穀物を文鳥が 食べてきて、今までの長い歴史の間生命をつなぎとめてこれたのではないはずです。

ひえ、あわくらいでしたら、水田の雑草として生えているかもしれませんが、それでも、文鳥は米を食べるでしょう。それもジャポニカ米ではないはずなのですが、 とりあえず、鳥の餌にも、普通のジャポニカ米が入っています。

米の次に文鳥が好きなもの、それは、カナリーシードというものです。

ほんとうにこれは好きです。しかし、これは脂肪分がおおく、こればかり食べている文鳥は長生きできないなどと言われたりもしているそうですが、実際には 分かりません。ただ、たしかに好きなようです。

配合飼料に入っているだけでは足りないと思い、カナリーシード単体を買ったりしました。

でも、カナリーシードだけを与えると、さすがに文鳥も胃もたれを起こすような気がして、あまり食べるという感じではありません。

結局、そうやって、カナリーシードを市販の鳥の餌に追加しないといけないということは、ほかの理由でいらなくなりました。

それは、皮付きの餌が一番いい!ということです。

皮なしの餌が売られていて、主に、人がゴミを捨てるのが楽なようにできているのだろうと思うのですが、なんであのようなものを作ったのか意味不明です。

とりあえず、皮付きにしたほうが食欲が上がり、食べなかった他の穀物も食べるようになりました。

おいしいんでしょう。皮付きのほうが。米も精米したての方が美味しい、コーヒーも挽いたらすぐに飲まないと味がおちてしまう。

レギュラーコーヒーが美味しいと言っても、粉になっているものを買っていては、その半分くらいのおいしさを失っています。ほんとうに損です。

最初は、気が付かないわけです。インスタント、缶コーヒー、安い喫茶店のコーヒーしかしらないわけですから。あとになって、徐々に挽きたてのコーヒーを 入れた時に気がつく、コーヒーとはこういう味だったのか、、というくらいの衝撃を。

それくらい、皮付き、皮なしには意味があります。なんでも便利がいいということではありません。考えても見れば、わざわざ、くちばしが皮を剥がせるように 進化している文鳥に、なんの意味があって、皮なし餌を与えるのか???

こういう風に考えると、かわいそうなことをしていたなと思わずに入られません。そういうわけで、皮がない餌の中で皮が付いていたのが、カナリーシードとなり、 ようするに、皮付きにしてほしいということだったのかもしれません。



これが皮付きの餌です。


これは皮をむいた餌です。


これがカナリーシード単体です。




カルシウムはどうするか?


昔は、青緑色の色をした卵の殻が鳥のカルシウム補給用の餌として売られていました。

なんでこうなんだろう??とおもいましたが、いまでは白色のそのままの殻が売られています。牡蠣殻であったり、鳥の卵であったりするのですが、

そういうのが必要なのか??

一般的にはメスが卵を産んでどんどんとカルシウムを消費していくから必要だといいます。

たしかに、1月に何十個も産めば、かなり弱くなってきます。卵自体の殻が弱ってきます。すると、自分の体の骨が弱るなどといいます。

しかし、別の理由で卵は産ませないほうがいいということが分かりました。ほんとうに寒い日本では、メスに卵を生ませるのは危険がつきまといます。

巣箱を入れないなどすれば、ほとんど産みません。ただ、これが寒くてかわいそう、、、などと思い、巣箱を作り入れてやると、卵を産み始めます。

これがまた寒い時期だからか、やはり、寒いと障害がでるようで、産卵するときに脱卵管などになったり、それが原因でだめになる文鳥もいるわけです。

だいたい、卵を生むだけで生命の危機になっていては文鳥という鳥が生き残っていたはずがありません。

また、寒い日本では屋外で越冬できません。もし居たら、文鳥なんて役所が飼育を許可してくれないでしょう。。

それは、前述の米を好む、ライスバードという名前から来ています。この国の一番だいじな農産物である米が食べられたら、即駆除の対象となるでしょう。

つまりは、寒いと生きて入られない文鳥です。