文鳥の箱 - リビングに鳥!








文鳥の卵−卵詰り、卵管脱−巣を入れてはいけない?産卵して悪いことが起きる、弱る。







文鳥の卵−卵詰り、卵管脱−巣を入れてはいけない?産卵して悪いことが起きる、弱る。




文鳥の飼育グッズには擬卵(ギラン)というものがあります。

これも不思議なものです。

偽物の卵です。

なんでこんなもの、、という気がしますが、これが大事なようです。

まず、卵ですが、文鳥のメスが1匹でもいれば卵を見ることがあるかもしれません。

ただ、色々と意見があるようですが、卵を生ませる環境は良くない、という意見と、生ませてもいいじゃないか、という意見もあるようです。

私個人の感想としては、メスがひたすら卵を1匹で生み続けるのはよくないことなので、そういう環境にはしないほうがいい!という意見です。

以前、卵が原因で文鳥を1羽、落鳥させてしまいました。

これも無知な自分のせいで、ほんとうに思い出すと苦しくなります。

それくらいに辛いので、卵を産ませないようにメスのケージには巣を入れたり、巣の材料を入れるのはよくないと思います。

そういうことを踏まえて、ギランというものがあります。

メスもさすがに卵を産んで温めている間は卵を産みません。

つまり、ギランを常時持たせておくことで、産卵させないように意識を持っていかせるためのようです。

効果の程はわかりません。巣がある時点でよくない気がします。

しかし、それにしても、自分の実例ですと、




文鳥が産卵が原因でだめになってしまった


卵管脱といって鳥が産卵するときに、管まで出てきしまうということがあるそうです。

これは、やはり、そもそもの原因があるのだと思いますが、あまり、明確にはされていません。

普通は卵はちゃんと出てくるのですが、色々な事情で管が痛んだりしていると、外側にまで出てしまいます。

そうなったら、獣医師か手慣れた人が処置しないと、一日ともたないでしょう。

そういうことが起きる前は、自分は、異常気象で寒いから、せめて巣箱でも入れてやろう、、文鳥が寒さで落ちてしまうなんて嫌だな、、

と思い、入れて置いたのでした。

すると、家族から、巣箱はいけないらしいよ!と言われて、調べておくようにと言われたのですが、、昔、小鳥を飼っていた時には無精卵が生まれても 別に問題となることはありませんでした。

これは、日本の鳥である十姉妹の話でしたが、文鳥においてはそうはいきませんでした。

いきなり、最初の卵で上手く産卵できずに、卵が割れて、卵管がきづつき、腫れて、脱卵管、気がついた時にはもう数時間経過していて、手におえませんでした。

獣医に連れて行く時間もありませんでした。

ほんとうにびっくりしますし、なんでこうなるんだ、、と悔やまれることばかりです。

ただ、文鳥という、南国の鳥を飼っているという気持ちが薄かったのだと反省しています。とかく、日本の鳥だろう、、文鳥っていう名前もあるし、 と思いがちですが、熱帯の鳥です。

これが寒い寒い日本の長い冬、秋、春も含めれば、冬は一年のほとんどに当たります。

これが文鳥には適さない寒さなわけです。そういうときに産卵したらどうなるか、っていうことを考えたら、とても、巣箱を入れるなんてだめなことでした。

巣箱を入れることによって、産卵が誘発される、ただ、雌だったとそれで分かったくらいで、そういうことしか考えていなかった自分が愚かでした。

養殖したり、採卵して目玉焼きを作るわけじゃないんですから、卵なんて生ませたらいけないと個人的には思うわけです。リスクが 高すぎます。

ただ、原因が寒いということと関係があると素人の思い込みが有り、寒さを取り除くことが一番の優先事項であると思います。




メスの文鳥に巣箱を入れてはいけない?


メスの2匹の文鳥を飼育していて、巣箱を寒いだろうと入れてやって、1匹を落鳥させてしまい、1匹だけとなってしまったメスの文鳥ですが、その後、巣箱を取り除いたらところ、すぐに産卵をやめ、驚くほどに1度も産卵しません。

つまり、完全に巣箱を入れるという自分の愚かな行為が、悪いことをしてしまったわけです。

毎年、寒くなり始めて、身に寒さがしみるころになると思い出します。やっぱり、自分のミスで文鳥をダメにしてしまったというのはとても、後悔してしまいます。

そういうわけで、ぜひ、巣箱は入れないであげてください。

子供が増えて、雛がたくさん増えて泣いているところがかわいい、なんていいますが、鳥の雛は常時餌を要求しています。親が与えてくれればいいですが、手乗りのようにしようとすると取り出して、人が与えます。

そんなの寝る暇がないくらいに忙しいですし、そこまでするのはどうかと思います。

逆に人が餌を与え続けた文鳥が手のりになっているのは、かなりの高価な価値のあるモノだと言えます。そんな文鳥がペットショップで3000円で買えるということが驚きです。

今では、8000円とか1万円とか高価な文鳥が居たりして、獣医さんの方でも鳥を見てくれるところもあり、病気になっても回復してくれたりして、文鳥なら、8年とかそれ以上長生きしてくれるようなこともあります。

そういう意外と、長く生きられる文鳥を無駄にしてしまわないためにも、ぜひ、巣箱は入れないほうがいいと思います。

寒いとかわいそう?

たしかに寒いと体にわるいです。

文鳥は温かい場所の鳥で、日本の寒い冬入りの頃、ちょうど、9月頃になると、急激な気温低下により、文鳥も落鳥してしまうことがあるくらいです。とくに10月頃が要注意かもしれません。

そうすると、今回のように寒い条件下での産卵というさらによくないことをさせてしまったわけですが、その後、反省して、寝室に鳥かごを置くことにしました。

ここまでするか?

暑くないか?って思いますが、人が寒い、暑いというのは、文鳥にもちょうどいいようです。

文鳥と部長ってなにか似ている言葉ですが、変な話、部長待遇で、エアコンで暖房をつけて上げておいて、人が快適な温度にしたらちょうどいいわけです。

そんなブンチョウさん、手厚く飼育してやるといいようです。

色々ありますが、やはり、海外の鳥ですから、それなりに保護しながら育てないとだめなものもあります。逆に、日本にも居るような種類の鳥、原則、鶏、カラス、カモ、、、以外の鳥は狩猟も捕獲も出来ないので、買えないのですが、それらはものすごく適当に飼育してもOKだと思います。

でも、やっぱ変ですよね?

魚でも、熱帯の魚しか飼育できない。日本淡水魚、鯉、金魚などは飼育できない、亀だって、アメリカの亀は飼育が規制され始めましたが、日本にいる亀はOKなままです。

これらのことを考えると、外来種はあまり勝手に違う地域で飼育するなということが流れのようです。

その中で、鳥だけは、日本のものはだめで、海外種にしろという不思議な決まりがあります。

しかし、カモなんて、渡り鳥のようなものは、伝染病というリスクは消えないままですが、これでいいのでしょうか?

いずれ、状況も変わることでしょう。