ペットショップに売られている小鳥の種類
ペットショップに売られている小鳥の種類
ペットショップには日本の野鳥は居ない?
居ません。居たら大変です。
理由は、鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律(鳥獣保護法)により、日本の野鳥を捕まえたり、飼育することは厳しく規制されています。
実質的にほとのどの種類の野鳥の飼育は禁止されていると言えます。
鳥だけでなく、他の動物達も含めた規制法律です。
しかし、狩猟鳥獣というものが決められています。(Wikipediaより)
鳥類28種
カワウ、ゴイサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、クロガモ、エゾライチョウ、ヤマドリ(コシジロヤマドリを除く)、キジ、コジュケイ、バン、ヤマシギ、タシギ、キジバト、ヒヨドリ、ニュウナイスズメ、スズメ、ムクドリ、ミヤマガラス、ハシボソガラス、ハシブトガラス
哺乳類20種
タヌキ、キツネ、ノイヌ、ノネコ、テン(ツシマテンを除く)、ニホンイタチ(オス)、チョウセンイタチ(オス)、ミンク、アナグマ、アライグマ、ヒグマ、ツキノワグマ、ハクビシン、イノシシ、ニホンジカ、タイワンリス、シマリス、ヌートリア、ユキウサギ、ノウサギ
これらは猟区において、狩猟免許を持っているものが狩猟者登録することによって、狩猟できるようです。
つまりは、普通の何も手続きをしていない人はだめなわけだと思われます。
ですのでやはり、これらの鳥や動物を勝手にとってはいけないようです。
森で見つけた動物を捕獲して、それを家で飼う、、
鳥なんて、庭に餌を置いておけばいくらでも寄ってきます。うちの近くも多くの野鳥が住んでいて、珍しい鳥?珍しくはないのですが、一般的な野鳥が 数多くの種類見ることが出来ます。
鷹も飛来しているのをよく見ます。
これだけの鳥が勝手に人々の家で捕まえ放題だったら大変です。しかし、住宅街の庭を散歩してみていると、どこかしらに餌があるのか、必ず野鳥がとまって 何かを食べたりしている姿が見られます。
ほんとうに、よくバードウォッチングなどといって、遠くから双眼鏡や望遠鏡で見たりしているような鳥たちが目の前に居るので、ほぼ共存している、 ベランダに果物でも置いておけばいくらでも、よってきます。
そういう鳥たちを写真で撮るためにはものすごい機材が必要なようですが、そんなものなくても餌をやれば近寄ってきますので好きなだけ撮れます。
いつも、住宅街の公園でも、池があれば、だいたい、カワセミが寄ってくるようです。自分がいくときはかなりの確率でカワセミに出会うことがあります。
別に珍しくもなんともないくらいの存在となってしまいました。肉眼でもしっかりと見える5m程度の距離でも、余裕で止まって羽根を毛づくろいしているような 人になれきった鳥たちです。
都心部にいくと、ドバトと雀とカラスしか居ませんが、ある意味、他のそれ以外の地域では、いくらでも普通に身近にたくさんの野鳥がいるのです。
そういうことを考えると、いかに鳥の多い国なのかと思ったりもします。
そういえば、都心でも水辺には、鴨やアヒル、かもめはいくらでも居ました。一部の地域では鳩よりも野生化したインコが大量発生しています。
しかし、渡り鳥は近年、ウィルスが怖いということになっています。また、野鳥もかなりのリスクのあるウィルスを持っていて、人に危険を及ぼす可能性が あるという話もありますので、野鳥を手で触ったりすることは良くないと言われています。
しかし、実際、鳩のフンやカラス、雀、その他多数の小鳥のフンがあります。鳥といっても、全く接していないわけではなく、多少なりとも、関わっているもので、 狭い範囲で生活している鳥に関してはあまり問題とされていないのかもしれません。
私には分かりませんので、詳しくは専門家に聞いてみてください。医学的には一切の野鳥には触れない!こと。と言われるのは当然です。
また、猛禽類(小鳥や他の鳥を餌とする鳥、鷹など)は、そういう危険があると言われていますが、それは、渡り鳥である鴨などを食べているからという 説もあります。
渡り鳥といえば、やはり、未知のウィルスを海外から運んでくる可能性があるわけです。
そういう猛禽類の雛(ひな)などがひょっこりと林などに落ちているかもしれません。すぐに他の動物に食べられてしまうでしょう。
可愛そうだから保護しようといって、持って帰ると、そういう未知のウィルスのリスクもありますが、そもそも、
あの鳥獣保護法があるために、手出しをするなということのようです。手を出す前に役所に電話しろ!ということらしいです。しかし、
役所の担当者が来る前にだめになるか、来ても、ちゃんと保護するのか??という疑問もありますが、わかりません。
別にその後の処置をどうするかまでは、我々には関与することはできませんし、決められてもいないのではないでしょうか??
連絡があった弱った鳥獣は必ず保護して治療して自然に返すこと!という法律が役所に定められていればいいのでしょうが、そういうのはよく分かりません。
ただ、聞いた話では、それほどまでにうるさいことはなく、とりあえず、保護したんだけど、と事後連絡したら、暇な時に近くの動物園に持ち込んでください。
ということでした。
不思議なもので、動物園って、公共機関が多いんです。
そこには獣医がいくらでもいますので、自分でペットの病院にいって、何か検査して治療してなどとやって処置してお金を払う必要はなく、まかせておけば ただで、いや、税金でやってくれるというわけです。
それに税金を使うのがいいかわるいかはまた別として、自然の中で生存競争により、弱い雛が巣から落とされたとか、他の動物に食べられたか、とかそういう 自然の流れを壊してまで、保護する必要があるのか??
などなど賛否両論です。猛禽類が増えれば、ほんとうに小鳥が餌となる数が増えるわけです。
鷹なんていうのは、保護の対象で手厚く保護されて、雛も大事に保護されてきたでしょう。
しかし、ぎゃくに、同じ鷹の仲間であるはずの、トンビはどうでしょう???
海のちかくの状況を知っている方ならご存知のように海のカラスです。
人の食べ物を奪いますし、ペットの犬や猫、その他の動物を餌として首輪をつけていてもさらっていきます。
いったい、飼い主はどれだけショックか??知り合いで、地方に住んでいて、愛犬を外に鎖でつないでおいたのですが、それでも、3kg以上あるような犬です。
それがトンビにさらわれたと言って泣いていました。そんな家族と同じ感覚になっている長年かっている犬なんて、本当に大事なのに、、
連れていかれた犬はどうなったことか、、、そんなことを考えると、猛禽類だけ特別扱いして保護するのはおかしいのですが、
やはり、絶滅危惧種などというものになるような種類は大事にされます。
正直、カラスとトキと何が違うんだ、同じ鳥だろう、、と思いますが、色々あって、鳥も扱いが違うのです。
結局は、人が決めた規制によって保護したり駆除したり、、
全部は人のわがままなわけです。
それはさておき、 こういった野生の動物をむやみに狩猟するのはいけないことだと思いますが、しかし、、、
飼育自体が禁止されているのです。 つまり、野生を荒らさずに、養殖場でブリードした小鳥までもが規制されるのです。
結局、区別がつかないから、野生の採取ものか、養殖個体かって見分けがつかないので、それを捕まえて売ろうとする者がでるだろうという考えなのだと思います。しかしながら、飼育自体が禁止って、ほんとうにおかしいのです。
なぜなら、ペットショップでは以下のように、海外の野鳥だけが売られているわけです。
ペットショップで買える鳥は?
名前 | 説明 | 値段 |
---|---|---|
キイロメジロ |
日本のメジロではない、海外のメジロの近縁種です。 | 10000円 |
アフリカヤマメジロ |
アフリカのメジロの近縁種です。 | 15000円 |
コウギョクチョウ |
13000円 |
|
十姉妹 |
日本で盛んに養殖が行われています。東京でも繁殖しているところがあるようです。 | 2000円 |
シマベニスズメ |
サハラ以南のアフリカに生息する、雀の仲間です。日本の雀とはイメージが全く違います。南国の鳥といった感じでカラフルです。 | 5000円 |
コキンチョウ |
胡錦鳥と書きます。しかし、オーストラリア北部から北西部に生息する鳥です。見た目はまさに熱帯雨林にそのまま居るようなカラフルさです。 国内でブリードされたものが入手可能なようです。 |
30000円 |
カナリヤ |
5000円〜 |
|
インコ |
もはや、日本でも野生下で繁殖している地域もありますが、海外種です。 | 1000円〜 |
オウム |
インコの大型のものをオウムと呼ぶそうです。 | 数十万円 |
ほんの一例ですが、海外の鳥は野生のものだろうが、国内でブリーダーが繁殖して増やしたものであろうが、売られています。つまり、規制は国内の鳥ほどはないわけです。
意味わかりませんね。海外の自然環境は荒らしてもいいとでもいうのでしょうか???
全くの言語道断だという意見がよく聞かれます。
また、メジロなんて見た目がとてもそっくりのため、日本のメジロを海外産として売っているなんていう噂もあるくらいです。しかしながら、現に規制がきつくなる前までは、メジロも飼育していても良かったのです。届け出ることで飼育できるというものでした。それが、もう、一切受け付けませんなんていいだす自治体もあるようです。
ですから、全く、納得がいかないわけです。今まで飼育していたのになんで駄目になるのか?
もちろん、いけないのは採取行為であって、ブリードものと区別がつかないということがあります。そして、鳥なんて、餌さえあれば、証拠を残さずにどこかの屋上やベランダで簡単にどんどんと捕まえられてしまうくらいたくさん捕れるでしょう。
こういうことを考えたらとても、監視できないので無理もないのかと思いますが、それにしても、なんで、海外の鳥しか売ってないんだ!という憤りを感じます。
日本の河川に海外の魚を放すことが問題になっていますが、鳥は飛んで逃げることも有ります。
しかしですよ。日本の元々身近にいる鳥ならば、全く、問題じゃないはずです。それなのにあえて、問題になりそうな海外の鳥だけを販売するはめになったのか?
はじめは、日本の鳥も規制がなく売られていて、インコが海外種で派手で珍しい!ということから高値で取引されてペット流通していたのですが、それが逃げてしまい、普通に屋外で飛んでいるような自体が起きています。駆除するのでしょうか?
テレビでも放映されていたほど有名ですので、間違えてもそんなことをしたら世論が大変なことになります。しかし、たしかに生態系を変えてしまったことは事実です。
おとなしく、メジロやオナガ、うぐいすなどを販売許可していれば、こんなことにはならなかったのに、、、
などともも思いますが、消費者はわがままなもので、今、飼育できない!と言われるから、日本の野鳥が飼いたいなんて言っているだけで、実は昔の規制がなかった時代には海外種が飼いたいと騒いでいたわけです。
だから自業自得でしょうか。。