文鳥の箱 - リビングに鳥!








文鳥の換羽







文鳥の換羽



文鳥の換羽


文鳥の羽根は年に何回か生え変わります。

その時は抜けていくのですが、ごっそり抜けるようなこともあります。

羽ばたくために必要ないわゆるよく見る羽根以外にも、頭や胸の羽毛も抜けていきます。鳥小屋の中に羽根が溜まっていたら抜け始めている合図かもしれません。

激しい時には、羽根がはげてしまったかのように地肌が見えることもあります。これは結構焦ります。それくらいはげしい換羽は時期が決まっているのか、若い時だけなのか、気温差によるのか、一度、大掛かりな生え変わりがあったのですが、それ以来、温度が安定した環境においていたら、ほとんど、変化が現れないようになりました。

換毛、換羽もゆるやかにすすむと、羽根が落ちているだけで、見た目には変化が見られません。抜けたのか、抜けてないのか分からない程度です。

しかし、考えてみればそれが正しいことのような気がします。野生環境でみるからに換毛していますっていう様子の文鳥が生き延びれるとは思えません。また、生息地の東南アジアの国では一年を通して温暖で日本の冬の気候のように極寒の日というのはありません。

そういう気温差が非常に激しい環境で、時に一気に20度も下がることも珍しくもない、寒冷地のようなところが都市部でもあるくらいです。そういう年の家の中といえでも、エアコンがあるといえども、人が寒くてしかたがないように文鳥も寒さを感じてるはずです。

ただ、やはり、温度は一定した暖かい場所に置いてやるべきだと思います。真冬などにペットショップの文鳥などが売られているコーナーに行ってみると分かりますが、とても暑いです。とくに個別に囲まれた部屋があって、そこだけ蒸し暑い環境になっています。ホームセンター型のペットショップではほとんどが、経費節約のために寒いくらいの温度に設定されていますし、広大な店内ですので寒いです。そんななかに文鳥を置いておいたら確実にだめになってしまいます。

個別に小さく区切った部屋にエアコンを充分に効かせて温めてやって飼育するのがベストだとプロのSHOPが言っているようなものです。実際に、寒いことが原因だと思われる弊害で文鳥を1羽だめにしてしまったことがあります。ほんとうに悔やまれます。

そういうことがないように、一番暖かい場所へ文鳥を移動しようと思い、今では、寝室に置いている次第です。これがいいか悪いかは分かりません。人にどんな害があっても分かりませんし、本来はだめなことです。しかし、自分の責任でやるならいいやという方は結構、いいと思います。

この方式にしてから、文鳥が元気です。寒くて観測史上最低気温を記録したり、異常気象が続いて大雪が何回も降ったりしても、大丈夫です。また、文鳥も気を使うんだな、、と分かったりもします。ますます、文鳥が賢いことがわかると思います。

それは人が寝ていたら、決して朝が明けても鳴き叫ばない、起きるまで待っているということです。文鳥は鳴くことが仕事です。とくにオスですが。これは大事な日課です。しかし、寝ている時にやられたら寝れません。どうなることやらと、思っていると、これが凄いもので、ちゃんと起きています。

そして、寝る時にはいっしょに行動をやめて、おとなしく寝ています。ですので、決して文鳥がうるさくて寝れない、なんてことはないわけです。ほんとうにある意味賢いわけです。そもそも、大人ですし、相当に賢い文鳥だけが野生を経て、養殖され、生き残っているわけですから、賢くないものはいないわけです。


綺麗な羽根です。

これが1本ないと飛ぶのに結構苦労すると思います。
これが普通の体の部位を保温するために生えている羽毛のような羽根です。
頭の部分が黒いところに白い物が見えます。

抜けたところから、新しい羽根が伸びようとするとき、このような白い管のようなものが出てきてそこから羽根が広がってきます。
首元が抜けています。抜けているのが分かるのは頭の黒い部分だけです。何か黒い髪のように見えて、抜けていると寂しくも見えてしまうところが不思議です。
白っぽくなっています。下の毛が白いようです。羽毛は二重構造のようになっているようです。