文鳥の種類−桜文鳥、白文鳥、シナモン文鳥、シルバー文鳥、クリーム文鳥、アルビノ
文鳥の種類−桜文鳥、白文鳥、シナモン文鳥、シルバー文鳥、クリーム文鳥、アルビノ
桜文鳥とは、ノーマルカラーの体色に、胸の所に白い模様が入った、一番オーソドックスな文鳥です。
おそらく、野生の文鳥にはおらず、日本での養殖の過程で作出されたものだと思います。
白い文鳥も居ます。これも突然変異の白化個体を固定したのかと思われます。アルビノではないようですが、分かりません。
他には、黒い部分が灰色、薄茶色、というものがあってどちらも高級文鳥として取引されています。
遺伝情報はわかりませんが、優勢劣勢遺伝とあるのでしょう。
ただ、一般的なのがノーマルカラーなので劣性遺伝なのだと思います。
桜文鳥は模様があることで個体の識別ができます。
正直、文鳥はかなり形が揃っています。おおよそ、同じ生産地で同じ系統をずーっと維持しているので、オスかメスか、大きさが違わない限り、見分けが突きません。
このときに、少しでも模様が入っていると区別できます。
実際に買っていましたが、ノーマル文鳥の色だけでは、区別がつきませんでした。
同じ生産地だったのですが、つまりはそれは、血縁関係があり兄弟だったのです。
オスの特徴であるくちばしの赤さや、囀りがなければ、何一つ見分けがつきません。
農業の冬場の副業として発達した文鳥の養殖ですが、こういうこともあり、やはり、同じもの、揃ったものが、格付けされて、農産物と似たような 出荷のルートがあると聞いたことも有ります。
たしかに、他の観賞用の鳥とは違うようです。何か、公共系の担当者の人が大きさや選別などのチェックを行っていたというような話もあります。
鶏に近い感覚ですね。
揃っていないとダメ!これがベースにあれば見分けがつくはずもありません。
良くも悪くも品質を重んじる、そういう文化が強いので、少しでも個性を出したいのなら、桜文鳥のように模様が合ったほうがいくらかいいでしょう。 シナモン、シルバー文鳥も同じです。さらに系統が狭くなるでしょう。
白文鳥に至ってはその識別の特徴が一切なくなっている状態です。
名前を付けるどころじゃありません。